ブリーチのリタッチは可能?来店周期とメリットを徹底解説!

ブリーチのリタッチとは?なぜ必要なの?

 

まず「ブリーチのリタッチ」とは、すでにブリーチした髪の根元だけを再度脱色する施術のことです。

髪は日々伸びるため、カラーを保っている人にとって根元の黒髪が気になるのは時間の問題。

 

特にブリーチをしていると、黒髪とのコントラストが強く、伸びた部分が目立ちやすくなります。

 

そこで必要になるのが「リタッチ」です。根元だけをブリーチし、毛先とカラーのトーンを均一に整えることで、綺麗なヘアスタイルをキープできます。

 

加えて、全頭ブリーチに比べて髪や頭皮への負担が少ないのも特徴のひとつ。

カラーを長く楽しむためにも、リタッチを上手に取り入れることは重要だと言えます。

次は、リタッチを行う理想的な来店周期について解説します。

 

 

ブリーチのリタッチに適した来店周期はどれくらい?

 

結論から言うと、ブリーチのリタッチは3〜4週間ごとが理想的です。理由は、根元が1cm以上伸びるとムラになりやすくなるからです。

では、なぜ1cmを超えるとムラになるのでしょうか?

 

ブリーチは頭皮に近い部分のほうが体温の影響で明るくなりやすく、毛先に近い部分は少し暗く仕上がりやすいという特性があります。

そのため、2cm以上伸びてしまうと、「根元→中間→毛先」で色ムラが起こりやすくなるのです。

 

また、あまり長く放置してしまうと、リタッチでは対応できず、全頭ブリーチが必要になるケースも出てきます。

これは髪にも頭皮にもより強いダメージを与えるため、できれば避けたいところです。

 

こまめなリタッチは、見た目の美しさだけでなく、髪の健康を守るためにも大切だと言えます。

 

 

リタッチを怠るとどうなる?放置によるデメリット

 

リタッチを長期間しないと、見た目のバランスが崩れるだけでなく、髪や頭皮にも悪影響が出ることがあります。

 

以下のようなデメリットには注意が必要です。

まずひとつ目は、プリン状態が目立ってしまうこと。ブリーチは通常のカラーに比べて明るさが極端に高いため、根元が伸びると境目がはっきりと分かれます。

 

結果として、清潔感やスタイルの完成度が損なわれてしまうのです。

 

次に、ムラになりやすくなること。2cm以上伸びてしまうと、ブリーチ剤が根元と中間で異なる反応を示すため、色が均一にならず、まだらな仕上がりになることがあります。

さらに、時間が経ちすぎると、リタッチでは補えなくなり、全体をもう一度ブリーチし直す必要が出てくる場合も。

 

その分、ダメージ・時間・コストが大きくなってしまいます。

つまり、リタッチの放置は結果的に髪の状態を悪化させ、必要以上のダメージを招くリスクがあるということ。

定期的なメンテナンスが、綺麗を長持ちさせるカギになります。

 

 

 全頭ブリーチとリタッチの違いとは?

 

ブリーチとひとことで言っても、「全頭ブリーチ」と「リタッチ」では目的も施術方法も異なります。

ここで、その違いを整理しておきましょう。

まず全頭ブリーチは、髪全体にブリーチ剤を塗布して、均一に明るくする施術です。

 

初めてブリーチをする場合や、髪全体のトーンを一気に上げたいときに行われます。

仕上がりは非常に明るくインパクトがありますが、髪への負担は大きく、複数回にわたるケアが必要になることもあります。

 

一方でリタッチは、前回ブリーチして伸びてきた根元部分だけをブリーチする施術。髪全体を傷めることなく、色の繋がりを保つためのメンテナンスです。

 

すでに明るい状態をキープしている人にとっては、ダメージを最小限に抑えられる点が大きなメリットになります。

 

また、コストや所要時間も大きく異なります。全頭ブリーチは材料費も多く、時間もかかるため料金が高めに。

一方、リタッチは必要な範囲のみを施術するため、比較的リーズナブルに済ませることができます。

 

まとめると、

・初めてのブリーチやイメージチェンジ → 全頭ブリーチ

・明るさを維持したい・根元だけ整えたい → リタッチ

といった使い分けが基本になります。

 

 

 

ブリーチリタッチの3つの大きなメリット

 

ブリーチのリタッチには、見た目の美しさを保つだけでなく、髪やコストの面でもメリットがあります。ここでは、特に大きなメリットを3つに絞ってご紹介します。

 

1. ムラなく綺麗な髪色をキープできる

定期的なリタッチにより、根元から毛先まで均一なトーンを保てます。特にハイトーンカラーは、根元が伸びると差が目立ちやすいです。

こまめなリタッチでカラーの完成度が持続します。

 

2. 髪へのダメージを最小限にできる

全体を何度もブリーチするよりも、リタッチなら必要な部分だけに薬剤を使用します。そのため、既にブリーチしてある毛先には余計な負担をかけず、ダメージを抑えながら明るさをキープすることができます。

 

3. コストと時間を抑えられる

全頭ブリーチと比べて、リタッチは施術範囲が狭いため時間も短く、料金も比較的安価です。定期的なメンテナンスとして通いやすいですね!

予算を抑えつつおしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。

 

以上のように、リタッチは美容面・健康面・経済面すべてにおいてメリットが多く、ブリーチカラーを長く楽しむための鍵と言えるでしょう。

 

 

 

根元が伸びすぎたときの対処法と注意点

 

ブリーチリタッチの来店周期をうっかり過ぎてしまい、根元が2cm以上伸びてしまったというケースは少なくありません。その場合、いくつかの注意点と対処法があります。

 

まず知っておきたい注意点

根元が伸びすぎると、「熱の影響」と「塗布技術の難しさ」によってムラになる可能性が高まります。

 

地肌に近い部分は体温でブリーチ剤の反応が早く、毛先寄りの部分は反応が遅くなりがち。その結果、“明るい→暗い→また明るい”と段差が出る仕上がりになってしまうこともあります。

 

また、無理に自分でブリーチをすると、境目の重ね塗りで髪が切れたり、頭皮に強い刺激がかかったりするリスクも。セルフブリーチは特に注意が必要です。

 

対処法としてはプロに任せるのが安心

根元が大きく伸びてしまった場合は、必ず美容室で施術を受けるのがベストです。状態に応じて、

 

・リタッチでいけるか

・中間部分だけトーン調整が必要か

・再度全頭ブリーチが必要か

 

など、プロの判断が必要になります。

また、来店前には無理にカラーシャンプーや脱色剤を使わず、現状のまま相談するのが最も安全です。無理な自己処理は避けましょう。

 

 

 

リタッチの頻度を少しでも減らすコツ

 

ブリーチは髪が伸びるたびにリタッチが必要になるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 

とはいえ、「できるだけ回数を減らしたい」「費用やダメージを抑えたい」という人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、リタッチの頻度を減らすためのコツをご紹介します。

 

1. 根元が伸びても目立ちにくいカラーを選ぶ

真っ白なホワイトブリーチや高彩度のビビッドカラーは、根元の黒髪とのコントラストが強いです。

 

すぐにプリン状態が目立ちます。一方で、ベージュ系やグラデーションカラーを選べば、自然に馴染みやすく、リタッチの間隔を広げやすくなります。

 

2. ウィービングやバレイヤージュを取り入れる

全体を均一にブリーチするのではなく、筋感を残すブリーチ技術を使うことで、根元が伸びても目立ちにくくなります。特にバレイヤージュは、自然な陰影ができ、次回のリタッチを伸ばせるデザインカラーとして人気です。

 

3. カラートリートメントで色持ちを補助

週1〜2回、カラーシャンプーやカラートリートメントを使うことで、色のトーンやツヤ感をキープできます。これにより、色抜けやダメージによる色ムラを抑え、リタッチの必要性を少し軽減することが可能です。

 

4. 美容師と相談してリタッチ計画を立てる

毎回の施術で、「次回はどのくらいで来たらいいか」を確認しておくと、計画的なメンテナンスができ、無理なくカラーを維持できます。

 

以上のように、選ぶカラーや施術方法、ホームケアの工夫でリタッチのタイミングを調整することは十分可能です。

 

 

 

美容室でのリタッチ施術の流れを解説

 

「リタッチって実際にはどんな工程で行われるの?」と疑問に感じている方も多いはずです。ここでは、美容室での一般的なリタッチ施術の流れをわかりやすく解説します。

 

1. カウンセリング

まずは髪の状態を確認しながら、いつブリーチしたか・どのくらい伸びているか、前回のカラー内容などを共有します。髪のダメージや履歴によって、施術方法が変わるため、ここが非常に重要です。

 

2. 頭皮保護・前処理

必要に応じて、頭皮を保護するオイルやクリームを塗布します。また、既にブリーチしている部分には保護剤やトリートメントで前処理を行います。

薬剤の重なりによるダメージを防ぎます。

 

3. ブリーチ剤の塗布

伸びた根元にのみ、ブリーチ剤を均一に塗布していきます。

体温の影響を考慮して、根元と中間部分で塗布の順番を変えるなど、細かいテクニックが使われます。経験豊富なスタイリストほど、色ムラの出にくい仕上がりになります。

 

4. 放置・チェック

薬剤を塗ったあとは、時間を置いて脱色を進めます。髪質や明るさの希望に合わせて、随時色味をチェックしながら調整します。

 

5. シャンプー・トリートメント

ブリーチ剤をしっかり洗い流し、必要に応じてトリートメントで髪のケアを行います。

カラーやオンカラーを追加する場合は、この後に染料を重ねます。

 

6. 仕上がりチェックとアドバイス

鏡で最終的な仕上がりを確認し、今後のメンテナンス方法や次回の来店目安などのアドバイスを受けて終了です。

 

このように、リタッチは細やかな配慮と技術が求められる施術です。特にハイトーンをキープしたい方!

 

信頼できる美容室で施術を受けるのがベストです。

 

 

 

リタッチにかかる時間と料金の目安

 

ブリーチリタッチを受ける際に気になるのが、「どれくらい時間がかかるの?」「料金はどれくらい?」という点です。ここでは、一般的な目安を紹介します。

 

時間の目安は1.5〜2.5時間程度です。

髪の長さやブリーチ履歴、根元の伸び具合にもよりますが、施術時間は約90〜150分が一般的です。

 

内訳としては、

 

・カウンセリング・頭皮保護/10〜15分

・薬剤塗布・放置時間/40〜60分

・シャンプー・ケア・仕上げ/30〜60分

 

程度が目安となります。

カラーオンを同時にする場合や、髪の状態によってはプラス30分〜1時間ほどかかることもあります。

 

料金の目安:8,000円〜15,000円前後

価格帯は美容室の立地・技術レベル・ブリーチの範囲によって異なりますが、

 

・シンプルなリタッチ(ブリーチのみ)/8,000円〜10,000円

・トリートメント込み/10,000円〜13,000円

・オンカラーやケアブリーチ込み/13,000円〜15,000円以上

 

が目安となります。

 

ハイトーンを安全に、綺麗に保つには料金よりも仕上がりと髪の健康を重視するのがポイント。また、定期的な施術だからこそ「信頼できる美容師選び」が大切です。

 

 

 

ブリーチリタッチは定期的にプロにお任せを!

 

ブリーチを長く楽しむためには、定期的なリタッチが欠かせません。特にハイトーンやデザインカラーをキープしたい方にとって、根元の黒髪との境目は印象を左右する大きな要素です。

 

リタッチはただ根元を明るくするだけでなく、仕上がりの統一感、髪へのダメージ管理、コスト面でも多くのメリットがあります。

 

放置してしまうと、ムラやダメージの原因になり、結果的に手間もお金もかかってしまいます。

 

とはいえ、リタッチを毎月のように続けるのは負担が大きく感じる方も多いでしょう。

 

そんな時こそ、根元が目立ちにくいデザインや、自分に合った来店周期を美容師と相談することが大切です。

 

また、リタッチは高度な塗り分け技術が必要な繊細な施術です。セルフブリーチでは対応しきれないことが多いです!

 

信頼できるサロンで定期的にメンテナンスを受けることが、綺麗と髪の健康を守る近道です。

 

髪の明るさを楽しみながら、傷みにくく、コストも抑えたブリーチライフを続けたい方は、ぜひ一度プロにご相談を。

 

 

 

 

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