子供の髪にトリートメンとは必要?メリット・注意点を美容師が解説

子供の髪は大人と違う?

 

お子様の髪は、一見ツヤがあってきれいに見えても、実はとてもデリケートです。

大人の髪と比べると「細くて柔らかく」「キューティクルが薄い」という特徴があり、外的な刺激に弱いという点が大きな違いです。

 

たとえば、日常の中で受ける紫外線、摩擦、ドライヤーの熱など。

大人の髪なら多少の負担でも問題にならないことが、子供の髪ではダメージにつながりやすいのです。

また、キューティクルが未発達なため、髪の水分が抜けやすく乾燥しやすい傾向にあります。

 

その結果、毛先が絡まりやすく、ブラッシングの際に「痛い」と感じてしまうことも少なくありません。

さらに、静電気の影響を受けやすく、冬場は特に広がりやすいのも特徴です。

つまり、見た目にはきれいでも、実際はとても繊細で傷つきやすい状態。

だからこそ、子供の髪には「守るケア」が必要なのです。

 

 

「トリートメントは必要」と考える理由

 

LUCEでは、子供の髪にもトリートメントは“必要”と考えています。

理由はシンプルで、トリートメントが「髪を守るバリアの役割」を果たすからです。

 

子供の髪は日々の生活の中でたくさんの刺激を受けます。

たとえば、寝ている間の枕との摩擦、遊びの中での汗やほこり、紫外線など。

これらはすべて髪の水分やタンパク質を奪い、パサつきや絡まりの原因になります。

 

トリートメントを使うことで、髪表面をコーティングして外的ダメージを防ぎます。

また、まとまりやすくなることで、毎朝のスタイリングもスムーズに。

何より、子供のうちから“髪を大切にする習慣”を身につけることが、将来の健康な髪づくりにつながります。

 

LUCEでは「ケア=やさしさ」だと考えています。

お子様の髪と肌を守りながら、無理のない範囲で美しい髪を育てていくことが大切です。

 

 

使い方を間違えると逆効果?

 

トリートメントは正しく使えば大きな効果を発揮しますが、間違った使い方をすると逆効果になることもあります。

まず注意したいのが「頭皮や根元にはつけない」こと。

子供の髪や頭皮は大人よりも油分が少なく、皮膚が敏感な場合もあります。

 

根元までトリートメントをつけてしまうと、ベタつきやかゆみ、さらには毛穴詰まりの原因にもなります。

次に意識したいのが、低刺激タイプのトリートメントを選ぶこと。

 

特にお肌が弱いお子様の場合、香料や防腐剤などが刺激になるケースがあります。

「子供でも安心して使える」や「敏感肌対応」といった表示があるものを選ぶと安心です。

 

また、塗布量にも注意が必要です。

つけすぎると洗い流しが不十分になり、ベタつきや不快感につながります。

しっかりすすぐことを意識し、髪の表面に必要な分だけを残すイメージでケアするのがポイントです。

 

 

子供に優しいトリートメントの選び方

 

トリートメント選びの基本は「やさしさ」と「安全性」です。

LUCEでは、次のようなポイントを基準に選ぶことをおすすめしています。

 

  • ノンシリコンまたは低刺激成分
     → 髪に必要以上の被膜を作らず、自然な手触りに。
  • 無香料・無着色タイプ
     → 肌が敏感なお子様でも安心して使いやすい。
  • 保湿力のある植物由来成分入り
     → 天然オイルやアミノ酸系の保湿成分が、やわらかい髪を守ります。

 

また、サロン専売品の中には「子供にも使用可能」なものがあります。

市販品よりも補修力が高く、使用量も少なくて済むため、結果的にコスパが良い場合も。

LUCEでは実際に親子で一緒に使えるホームケア商品もご提案しています。

 

 

効果的な使い方|部分ケアで十分!

 

子供の髪にトリートメントを使うときは、“全体にたっぷり”ではなく“必要な部分だけ”がポイントです。

特に乾燥しやすい毛先や、絡まりやすい後頭部を中心に塗布すると効果的です。

 

毛先は日常の摩擦や紫外線によるダメージを受けやすいため、部分的なケアを心がけましょう。

シャンプー後に軽く水気を切り、手のひらで薄く伸ばしたトリートメントを毛先中心になじませるのがコツです。

そのあと、数分ほどおいてからしっかりすすぎましょう。

 

また、ドライヤー前のアウトバストリートメントは軽めのタイプを選ぶのがおすすめです。

オイルやミルクのように重いものではなく、ミストタイプやウォータータイプなど、髪に負担をかけにくいものを。

熱による乾燥ダメージを防ぎながら、髪をやさしく守ってくれます。

 

毎日使う必要はありません。

週に2〜3回程度でも、髪の扱いやすさやツヤ感が大きく変わっていきます。

お子様の髪質や季節に合わせて、無理のない頻度でケアを続けてあげましょう。

 

 

トリートメントを使うメリット・デメリット

 

【メリット】

・髪がしっとりまとまり、朝のブラッシングがスムーズに

・静電気や広がりを防ぎ、ツヤのある仕上がりに

・枝毛・切れ毛などのダメージを予防できる

・見た目も整いやすく、清潔感アップ

・ヘアアレンジがやりやすくなる(結びやすい・絡みにくい)

 

トリートメントを正しく使うことで、髪がしなやかになり、アレンジも楽になります。

たとえばポニーテールや三つ編みをしたときに引っかかりにくく、形も崩れにくいのが特徴です。

おしゃれを楽しむお子様にとっても、大きなメリットといえるでしょう。

 

【デメリット】

・つけすぎるとベタつきや重たさが出やすい

・すすぎ不足で頭皮トラブルの原因になることも

・敏感肌のお子様には成分が刺激になる場合がある

・毎日使うよりも“週に数回”など、バランスが大切

 

トリートメントは、やさしく・適量を守ることが何より大切です。

髪がぺたっとしたり、頭皮がかゆくなった場合は使用量を減らす、または別のアイテムに切り替えることも検討しましょう。

 

 

LUCEのサロンケアでできること

 

LUCEでは、お子様の髪に合わせたサロントリートメントメニューもご用意しています。

キッズカットの際に一緒に施術できるメニューや、親子で体験できるヘアケアコースも人気です。

 

サロンで使用するトリートメントは、ホームケアとは異なり、ダメージの内部補修を行うことが可能です。

やわらかく、さらっとした質感に仕上がるので「子供でも重たくならない」と好評。

施術後には、ご自宅でのお手入れ方法も丁寧にアドバイスしています。

お子様には必要ない場合もありますのでしっかりカウンセリングさせていただきアドバイスさせていただきます。

 

 

 

 

子供の髪をやさしく守るケアを

 

子供の髪は大人よりもデリケートで、日々の生活の中で少しずつダメージを受けています。

だからこそ大切なのは、「正しい使い方」と「やさしい成分」を選ぶこと。

 

トリートメントは、髪を健康に育てるための大切なサポートアイテムです。

しかし、使い方や頻度を間違えると逆効果にもなってしまいます。

 

LUCEでは、お子様の髪とお肌の両方を守るために、最適なケア方法をご提案しています。

お子様の髪を“きれい”に整えることは、毎日の身だしなみを整える第一歩。

 

親子で一緒にヘアケアを楽しみながら、健やかな髪を育てていきましょう。

LUCEでは親子でのご来店も大歓迎です。

「子供の髪、どうケアしたらいい?」そんな疑問もお気軽にご相談ください。

経験豊富なスタッフが、やさしく丁寧にアドバイスいたします◎

 

 

 

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