秋冬の髪は乾燥注意!美容師が教えるアウトバストリートメントの選び方
秋冬のアウトバストリートメントの重要性
秋から冬にかけては、気温や湿度が一気に下がり、髪の水分が奪われやすい季節です。特に室内では暖房による乾燥や静電気の影響で、髪のパサつき・広がり・ツヤの低下が起こりやすくなります。そんな時に欠かせないのが、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)です。
ドライヤー前に使うことで、髪を熱から守り、内部の水分を閉じ込めてくれる効果があります。また、髪表面に保護膜を作るため、外気の乾燥や摩擦からもダメージを防ぎます。特に秋冬は、夏場よりも油分と保湿力のあるタイプを選ぶのがポイントです。
軽めタイプが合う人の特徴
アウトバストリートメントの中でも「軽めタイプ」は、髪がペタッとしやすい人や、サラッとした質感を求める人におすすめです。
【こんな方におすすめ】
- 髪が細くてボリュームが出にくい
- オイルのベタつきが苦手
- 朝のスタイリングを軽く仕上げたい
- アイロンやドライヤー前のケアを中心に使いたい
軽めタイプは、髪の動きをキープしたまま潤いを与えることができ、自然なツヤと柔らかさをプラスしてくれます。
【おすすめアイテム】
〈N.シアーオイル〉
さらっとした手触りと自然なツヤ感が特徴。軽い仕上がりでもパサつきを抑え、毛先までまとまりやすくします。スタイリング前にも使いやすく、メンズにも人気です。
〈N.ナリッシングオイル〉
軽やかさと保湿力のバランスが良く、乾燥が気になるけれど重すぎるオイルは苦手という人にぴったり。髪内部まで浸透して潤いを守ります。
〈N.シアーミルク〉
オイルよりも軽く、乳液のようなテクスチャーで柔らかくまとまるのが特徴。ミルクタイプはドライヤー前に全体になじませることで、熱ダメージから守りつつ、しなやかな質感に整えます。
軽めタイプは、朝のスタイリング前やブロー前に使うと、ふんわり感をキープしながらまとまりを出せるのが魅力です。
しっとりタイプが合う人の特徴
一方で、しっとりタイプのアウトバストリートメントは、乾燥や広がりが気になる人におすすめです。秋冬は特に空気が乾いているため、髪の水分保持力が低下しやすく、保湿力の高いアイテムでカバーすることが大切です。
【こんな人におすすめ】
- 髪が太くて硬い
- カラーやパーマでダメージがある
- 広がりやすくまとまりにくい
- ツヤや重みのある仕上がりが好き
【おすすめアイテム】
〈ウェラ アルタイムリペア〉
サロン品質の補修成分を配合し、傷んだ髪を芯からしっかり補修。乾燥で硬くなった髪も柔らかくし、ツヤのあるまとまりを実現します。重たすぎず、しっとりまとまる絶妙な質感です。
〈oggiotto オイル〉
美容業界でも人気の高いoggiottoシリーズの中でも、特に保湿・補修力に優れたアイテム。植物由来のオイルが髪の内部に浸透し、毛先まで潤いをキープします。ダメージヘアを内側からケアしたい人におすすめです。
しっとりタイプは、特に夜のケアに使うのが効果的。タオルドライ後、毛先を中心にしっかりなじませてから乾かすことで、翌朝のまとまりやツヤ感が格段に変わります。
髪質別おすすめの使い分け方
実は「軽め」「しっとり」どちらか一方に決める必要はありません。髪質や日によって使い分けることで、より理想の仕上がりに近づきます。
- 細毛・軟毛|シアーオイルやミルクで軽やかに。根元がつぶれないよう、毛先中心に使用。
- 普通毛|日中はシアーミルク、夜はアルタイムリペアなど、シーンで使い分ける。
- 太毛・硬毛・乾燥毛|oggiottoオイルなど高保湿タイプでしっかり保湿。毛先までツヤと重みを出す。
また、ミルク+オイルの重ね使いもおすすめです。
まずミルクで内部を潤し、最後にオイルでフタをするように重ねることで、保湿力とツヤを長時間キープできます。乾燥が特に気になる冬には効果的な方法です。
アウトバストリートメントの正しい使い方
どんなに良いトリートメントを使っても、使い方を間違えると効果が半減してしまいます。
【基本のステップ】
- タオルドライで余分な水分をしっかり取る
- 手のひらでトリートメントを温めてから毛先に塗布
- 中間〜毛先を中心に全体にムラなくなじませる
- 根元にはつけすぎない(ベタつき防止)
- ドライヤーで乾かす際は、上から下へ風を当ててキューティクルを整える
使用量の目安は、ミディアムヘアでオイルなら1〜2プッシュ、ミルクなら10円玉程度が目安。
多すぎると重たく仕上がるため、足りないと感じたら後から少しずつ足すのがポイントです。
季節ごとのヘアケアの切り替え方
秋冬の髪は「乾燥・摩擦・静電気」のトリプルダメージを受けやすいため、シーズンごとにケアを見直すことが大切です。
- 秋(10〜11月)|夏の紫外線ダメージをリセット。軽めオイルで潤い補給をスタート。
- 冬(12〜2月)|暖房による乾燥対策を強化。しっとりタイプや重ね使いで保湿力をアップ。
- 春(3〜4月)|花粉や皮脂バランスに注意しながら、再び軽めタイプへ切り替え。
特に冬は、朝晩で使い分けると効果的です。
朝は軽めタイプでスタイリングしやすく、夜はしっとりタイプでじっくり保湿。生活リズムに合わせたケアが、ツヤとまとまりを長く保つ秘訣です。
秋冬こそアウトバストリートメントでツヤと潤いをキープ
乾燥やダメージを受けやすい秋冬こそ、アウトバストリートメントが美髪のカギになります。
軽めタイプとしっとりタイプをうまく使い分け、自分の髪質や仕上がりの好みに合わせたケアを取り入れましょう。
- 軽めタイプ → 「ふんわり」「軽やか」「サラツヤ」
- しっとりタイプ → 「まとまり」「ツヤ」「ダメージ補修」
毎日のドライ前のケアで、髪の扱いやすさが大きく変わります。季節の変わり目には、自分の髪の状態を見直して最適なトリートメントを選ぶことが大切です。
秋冬の乾燥対策をしっかり行い、ツヤと潤いのある髪で新しい季節を迎えましょう。
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