巻き髪も楽しめる酸性ストレート、やるならココが大事!プロが徹底解説

酸性ストレートとは?

 

まず最初に、酸性ストレートとはどのような施術なのかを押さえておきましょう。

一般的にストレートパーマといえば、アルカリ性の薬剤を使用し、髪の内部構造を変化させてクセを伸ばします。しかし、このアルカリ性の薬剤は髪に強い負担をかける場合も多く、ブリーチ毛やダメージヘアには向かないこともあります。

 

そこで登場したのが、「酸性ストレート」です。

酸性ストレートは、髪の等電点に近い弱酸性の薬剤を使用するため、髪への負担を最小限に抑えながらクセをしっかりと伸ばすことができます。毛髪をやさしく扱いながらも、ナチュラルな仕上がりを実現できるのが最大の特徴です。

 

さらに、ツヤや柔らかさも引き出しやすく、縮毛矯正よりも自然なストレートを求める方に選ばれています。

 

酸性ストレート後に巻き髪はできる?

 

「ストレートにしたら、もう巻けないのでは…?」

そんな不安を持つ方も多いですが、ご安心ください。酸性ストレートの後でも巻き髪は可能です。

 

巻ける理由は“柔らかい質感”にあり

酸性ストレートは、従来の縮毛矯正と比べて髪を固くせず、しなやかに仕上がるのが特長です。そのため、ストレート後でもコテやアイロンでカールをつけやすく、「毛先だけワンカール」や「ミックス巻き」など、ナチュラルなアレンジが楽しめます。

実際、以下のようなスタイルもよくオーダーされています。

 

巻き髪スタイル例(酸性ストレート後)

・ショート|丸みを残した毛先ワンカール

・ミディアム|くびれシルエット×外ハネ巻き

・ロング|ツヤ感ストレート+大きめカールでフェミニンに

 

ただし、髪の状態と履歴によって個人差あり。

 

一方で、「髪が巻きづらくなった」「すぐカールが取れる」と感じる方もいます。これは、髪質やストレートの履歴、コテの温度設定などが影響しています。

そのため、「巻きやすいストレートにしたい」「ストレート後もアレンジしたい」という希望がある場合は、施術前のカウンセリングでしっかり伝えることが大切です。

次の章では、酸性ストレート後に巻き髪を楽しむ際の注意点を詳しくご紹介します。

 

酸性ストレート後に巻き髪する際の注意点

 

酸性ストレート後でも巻き髪はできますが、実際にスタイリングする際にはいくつかの注意点があります。ここでは、きれいに巻き髪を仕上げるために意識しておきたいポイントを紹介します。

① 高温すぎるアイロンはNG

まず最も気をつけたいのが、アイロンの温度設定です。酸性ストレート後の髪はとても繊細。高温(180度以上)で巻いてしまうと、髪内部のタンパク質が変性し、パサつきや枝毛の原因になることも。

▶ おすすめ温度は140〜160度前後

ダメージを抑えつつ、しっかりカールをつけられるバランスの取れた温度です。

 

② カールがつきにくい場合の対策

酸性ストレート後の髪はキューティクルが整い、熱を通しにくい状態にあるため、巻いてもすぐカールが取れると感じる方もいます。そんなときは次の対策を試してみてください。

・アイロンを当てる時間をほんの少し長めにする

・スタイリング剤を事前に馴染ませておく(熱保護+巻きのキープ力アップ)

・髪がしっかり乾いた状態で巻く(濡れたままだと巻きがつかずダメージ大)

 

③ スタイリング剤の選び方も重要

 

【掲載商品】

N. BASE・HOLD・NUANCE SPRAY /¥1,760

 

巻き髪のもちを左右するのがスタイリング剤です。酸性ストレート後の髪は柔らかく仕上がっているため、重すぎるオイル系やベタつくワックスは避けた方がベター。

▶ おすすめは以下のようなアイテム

・軽めのオイル or ミスト(熱保護+艶出し)

・巻いた後に使うスプレータイプのキープミスト

 

最後に、毎日の巻き髪は髪の負担になりやすいので、週に何度かはストレートの質感そのままで過ごすのも髪の健康には大切です。

次の章では、酸性ストレート×巻き髪スタイルがなぜ人気なのか、その理由に迫ります。

 

 酸性ストレート×巻き髪が人気の理由

 

最近、「酸性ストレートは巻ける」という認知が広がり、ストレートベースに巻き髪を合わせたスタイルが注目されています。では、なぜこの組み合わせが人気を集めているのでしょうか? その理由を3つに分けて解説します。

 

理由① サラサラのストレートと、ふんわりカールの“いいとこ取り”

酸性ストレートの魅力は、なんといっても自然なツヤと指通りの良さ。

この仕上がりに巻き髪の立体感をプラスすることで、ナチュラルでありながら“どこか華やか”な印象に仕上がります。

 

▶ ストレートの清潔感 × 巻き髪のやわらかさ

この組み合わせが、「こなれ感」や「垢抜けた印象」をつくるのです。

 

理由② 忙しい朝でもスタイリングがラクに決まる

酸性ストレートでベースのくせを整えておくことで、髪がまとまりやすくなります。

つまり、朝のスタイリング時間が短縮できるというわけです。

 

・アイロンで毛先だけ軽く巻くだけでもOK

・広がりやうねりを気にせずセットできる

・巻きがとれても形が崩れにくい

 

時短を叶えつつ、しっかり可愛い。これが大きな支持を集める理由です。

 

理由③ シーンを選ばず好印象な仕上がりに

酸性ストレートと巻き髪の組み合わせは、TPO問わず対応できるスタイルです。

 

・職場や学校では“清潔感のあるストレート”

・休日やお出かけでは“華やかな巻き髪”にチェンジ可能

 

ナチュラルにも、きちんと見せにも対応できるため、幅広い年代・職業の女性に選ばれています。

このように、酸性ストレート×巻き髪スタイルは、美しさと扱いやすさを兼ね備えた、まさに「いいとこどり」のヘアスタイルなのです。

 

スタイリングを長持ちさせるコツ

 

せっかくキレイに巻き髪が仕上がっても、時間が経つとカールが取れてしまう…。

そんなお悩みを持つ方は多いですよね。特に酸性ストレート後は、髪が柔らかくツヤのある分、巻きが取れやすい傾向にあります。

そこで、ここでは巻き髪を一日中キープするためのコツをご紹介します。

 

① 髪は完全に乾いた状態で巻く

まず基本ですが、巻く前に髪がしっかり乾いていることが大切です。

少しでも水分が残っていると、熱がうまく伝わらず、巻きがつきにくくなるだけでなく、ダメージの原因にもなります。

▶ 夜乾かして寝た場合でも、朝は軽くブローで水分を飛ばすのがおすすめです。

 

② スタイリング前のベース剤がカギ

巻く前には、必ず熱保護効果のあるミストやクリームをつけましょう。

髪を保護しながら、カールの付きやすさ・持ちを格段に高めてくれます。

 

▶ おすすめベース剤

・熱から守るミスト(ヒートプロテクト系)

・軽めのヘアミルク(保湿+キープ力)

 

③ 温度と時間のバランスを意識する

巻き髪をしっかりキープするために、140〜160℃の適正温度でアイロンを使いましょう。

一箇所に当てる時間は3〜5秒程度が目安です。長く当てすぎると、髪が硬くなったり、カールが崩れやすくなることもあります。

 

④ 仕上げは“スプレー”で固定

巻き終わったら、ふんわり仕上がるスプレータイプのスタイリング剤で軽くホールドしましょう。

全体に吹きかけるのではなく、手で毛束を整えてから部分的に吹きかけると、自然な動きが残せます。

 

⑤ 巻いた後は触りすぎない

意外と多いのが「つい何度も髪を触ってしまう」パターン。

せっかく作ったカールが、指の摩擦や油分で取れやすくなるため、スタイリング後は極力触らないことが長持ちの秘訣です。

 

巻き髪をしたいなら施術前に知っておきたいこと

 

「酸性ストレートをかけた後も巻き髪を楽しみたい」

そう考えている方にとって、事前のカウンセリングでの伝え方はとても重要です。以下のようなポイントをあらかじめ把握しておくと、仕上がりの満足度が格段にアップします。

 

① アイロン仕上げが前提になることも

酸性ストレートは基本的に“ストレートベースの質感”をつくる施術です。

そのため、**「毛先を常にカールさせておきたい」**という場合、ストレートだけでは不十分で、日々のアイロンスタイリングや、別途デジタルパーマなどの施術が必要になることもあります。

▶ 巻いた状態を“再現したいのか”、毎朝“巻きたいのか”を明確にしておくと◎

 

② 根元のボリュームをどう残すかも重要

巻き髪をするうえで、根元の自然な立ち上がりはとても大切です。

酸性ストレートは根元ギリギリまで薬剤を塗布することも可能ですが、**「ボリュームが欲しい」「ペタッと見せたくない」**といった希望がある場合は、あえて根元1〜2cmを外して塗布する調整も可能です。

▶ ふんわり感を残したい人は、必ず事前に相談を。

 

③ 自分の「なりたい髪型」を具体的に伝える

美容師との認識のズレを防ぐためには、「こうなりたい」というイメージを写真で見せることが効果的です。

とくに、巻いた状態のスタイル写真とストレートの状態の写真、両方を見せるのが理想的。どちらも再現可能かをその場で確認できます。

▶ イメージ共有=満足度アップのカギ!

 

④ 施術歴や髪の状態によっては巻きにくいことも

過去にブリーチや縮毛矯正をしている場合、髪が細くなっていて巻きがつきにくい・すぐ取れるといったケースもあります。

カウンセリングでは、これまでの施術履歴を正直に伝えることで、髪に負担をかけず、巻き髪もしやすい酸性ストレートを提案してもらえるでしょう。

 

酸性ストレート×巻き髪スタイルは当店におまかせ

 

「酸性ストレートをしたいけれど、巻き髪も楽しみたい」

そんな希望をお持ちの方は、ぜひ一度当店にご相談ください。

私たちは、酸性ストレートの技術に精通したスタイリストが多数在籍しており、髪の状態やライフスタイル、なりたいスタイルに合わせて、あなただけのオーダーメイド施術をご提案しています。

 

■ 当店が選ばれる理由

・巻き髪スタイルまで考慮したストレート提案

・ 根元のボリューム調整や毛先の動きも細かく対応

・ 熱ダメージを抑えたアイロンワークで柔らかく自然な仕上がり

・ 仕上げ時にはスタイリング方法まで丁寧にアドバイス

 

■ 実際のお客様の声

「朝のスタイリングがめちゃくちゃ楽になりました!でも巻いたときはちゃんと華やかに見えるのが嬉しいです」

― 30代女性/ミディアムスタイル

「ストレートでもナチュラルで、巻いてもとれにくい!初めて酸性ストレートで満足できました」

― 20代後半/ロングヘア

 

酸性ストレートのメリットを活かしながら、巻き髪も自由に楽しめるスタイルづくりは、私たちプロにお任せください。

髪のお悩みや「こうなりたい」という理想があれば、どんな些細なことでも大歓迎。

一緒に“扱いやすくて可愛い”理想のヘアスタイルをつくっていきましょう。

 

 

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