アイロンやコテの温度について
みなさんは普段、どのようにヘアセットをしていますでしょうか!
スタイリング剤だけで仕上げる方もいれば、癖や髪質の関係でアイロンやコテが欠かせない方も多いと思います。
そこで今回は、「アイロンやコテの温度設定」について詳しく解説していきます。
温度の違いが髪にどんな影響を与えるのか、ぜひ参考にしてみてください。
最適な温度は140〜160℃
アイロンやコテの理想的な温度は140〜160℃です。
この温度帯は、スタイリングのしやすさと髪へのダメージの少なさ、どちらも両立できるバランスの良い設定です。
「高温で素早く仕上げたい」という方も多いですが、180℃以上で長時間当てるのは注意が必要で
2秒以上同じ場所に当て続けると、髪の主成分であるケラチンが熱によって変性し、髪が硬くなったりパサついたりする原因になります。
一方で、140〜160℃なら10秒ほど当てても耐えられる温度なので
特にカラー・パーマ・縮毛矯正などでダメージを受けている髪には、この温度帯がおすすめです。
低温の落とし穴
「低温だから安心」と思いがちですが、どんな温度でも熱によるダメージはゼロではありません。
大切なのは、「温度設定」、「当てる時間」や「事前ケア」を意識することで
スタイリング前には、ヒートプロテクト系のミストなど必ず使用しましょう。
そのひと手間で、仕上がりのツヤや持続力が大きく変わります。
まとめ
- 髪を守りながら整えるなら 140〜160℃ がベスト
- 180℃以上を使用する場合は、2秒以上同じ場所に当てない
- 熱ダメージを軽減するために、保護アイテムの使用は必須
毎日のヘアセットも、少しの知識と意識で髪の美しさを保つことができます。
無理に高温で仕上げず、髪に優しいスタイリングを心がけましょう。