朝のスタイリングが1日持つ“プロの裏ワザ”
朝のスタイリングが1日持つ“プロの裏ワザ”
朝しっかりセットしたはずなのに、会社に着く頃には崩れている…。
夕方になると広がったり、巻きが取れてしまったり…。
「どうして私の髪はキープできないんだろう?」と悩む方はとても多いです。
実は、“スタイリングが崩れてしまう理由”には明確な原因があります。
そしてそのほとんどは、ちょっとしたポイントを知るだけで劇的に改善できます。
この記事では、美容室LUCEが日々お客様に伝えている
「今日からできる崩れない髪づくり」 をまとめてお届けします。
なぜ朝セットしても“すぐ崩れる”のか?原因
朝しっかりセットしたのに崩れてしまう原因は、以下の5つのどれか、または複合的に起きています。
① 湿気・乾燥・静電気などの外的要因
湿気は髪の水分バランスを崩し、うねりや広がりを引き起こします。
乾燥が強い時期は静電気でまとまりにくくなり、毛先が散らばりやすくなります。
② 髪質による“崩れやすさの差”
直毛は動きが出にくく巻きが取れやすい。
癖毛は広がりやすく膨らみやすい。
細毛は根元がつぶれやすくボリュームが維持しづらい。
硬毛は乾き方によってパサつきやすい。
髪質による差は、スタイリングの持ちに直結します。
③ 根元の向きが整っていない
実は最も多い原因。
根元がつぶれたまま乾いていると、中間〜毛先はどれだけ整えても形が崩れます。
④ スタイリング剤の量の間違い
「つけすぎ」「つけなさすぎ」
どちらも崩れの原因になります。
⑤ 前日のドライ不足が翌朝に影響している
夜にしっかり乾かせていないと、変な癖がついたまま寝てしまい、翌朝セットが決まりにくくなります。
朝のスタイリング習慣の違い
同じ髪質でも、“スタイルが持つ人”と“崩れやすい人”がいます。
その差は小さな習慣の積み重ね。
【持ちがいい人の習慣】
・根元からしっかり乾かす
・冷風で形を締める
・スタイリング剤を適量で使う
・朝、ひと手間かけて方向づけする
【持ちが悪い人の習慣】
・表面から乾かしてしまう
・オイルを毛先だけにつけて終わり
・根元がつぶれたまま寝ている
・朝の時間を短縮しすぎて形が整わない
ほんの少しの違いですが、1日の持ちに大きく影響します。
スタイリング剤の正しい使い方|量・順番・タイミング
スタイリング剤は“何を使うか”より
“どこにつけるか・どのくらいつけるか” が重要。
① つける位置が最重要
毛先だけではNG。
“中間〜毛先”にまんべんなくつけると、まとまりやすさが一気に変わります。
② よくあるNG
・オイルのつけすぎ → ペタッとなる
・バームのつけすぎ → 動きが重くなる
・ミルク不足 → 広がりやすい仕上がり
③ 種類別の使い分け
・オイル → つや感UP、細毛は少量
・ミルク → まとまりUP、癖毛向き
・バーム → 動きや束感、重めの仕上がり
④ つけるタイミング
乾かした直後がベスト。
表面がパサつきやすい人は最後に“追加少量”でOK。
プロの裏ワザ|美容師が実際にしているキープ術
LUCEでも毎日のようにお伝えしているポイントです。
① 根元の方向づけがすべて
まず“根元”を起こす、寝かす、持ち上げるなど方向を正しく作ります。
ここができていれば中間〜毛先の形が崩れにくくなります。
② 冷風で締める
髪は熱で形づき、冷える時に形が固定されます。
最後の5〜10秒の冷風で、仕上がりの持ちが驚くほど変わります。
③ スプレーの正しい使い方
・近すぎはNG(固くなる)
・20cm離す
・横から軽く振るようにかける
・前髪はブラシにスプレーしてから通す
④ スタイル別の持ちアップ術
・レイヤー → 表面の方向づけをしっかり
・ボブ → 内に入りやすい状態を作る
・ロング → 全体に軽く動きをつける/根元の立ち上げ
・前髪 → 根元の立ち上がりが命
髪質別|長持ちするスタイリングのコツ
髪質に合わせて方法を変えるだけで、持ちは格段に良くなります。
【直毛】
・動きが出にくい
→ 根元をしっかり立ち上げ、毛先は軽く丸みを。
【癖毛】
・広がりやすい
→ 保湿重視。ミルク多め+毛先だけオイル。
【細毛】
・ペタっとしやすい
→ オイル少なめ。バームは重いので不向き。
【硬毛】
・ツヤが出にくい
→ オイル+軽いミルクで柔らかさを出す。
ヘアスタイルと髪質の相性|“崩れにくい組み合わせ”
実は“髪質とヘアスタイルの相性”もスタイリングの持ちに大きく影響します。
【レイヤーカット × 直毛】
動きが出にくく、巻きが落ちやすい。
→ 根元の方向づけ+スタイリング剤少量で安定。
【レイヤーカット × 癖毛】
広がりやすいが保湿ケアをすると一気に相性◎。
→ ミルクしっかり+表面の方向づけ。
【ボブ × 直毛(最強コンビ)】
内に入りやすく持ちやすい。
→ 朝のひと手間で1日キープ。
【ボブ × 癖毛】
重めボブなら相性抜群。
→ 保湿で表面を整えれば扱いやすい。
【ロング × 細毛】
巻きが取れやすい。
→ 根元の立ち上げが命。
【ロング × 硬毛】
動きは出にくいが、持ちは良い。
→ オイルでツヤをしっかり。
【ショート × 全髪質】
カット次第で持ちが決まる安定スタイル。
→ 朝の方向づけで1日キープ。
【相性が悪い時の対処法】
レイヤー幅や量感調整で改善可能。
薬剤やスタイリング剤の変更でも相性は変わる。
夕方まで綺麗をキープする仕上げテクニック
・スプレーは20cm離す
・湿気が強い日は前髪だけ多めにセット
・広がりが気になる日は“毛先重心”で保湿
・外出先では手のひらの油分だけで整えると即きれいに
夜のケアが翌朝の持ちを決める
夜に髪をどう乾かすかで翌朝のスタイリング時間が決まります。
● しっかり根元から乾かす
生乾きは崩れの最大要因。
● 寝る前のオイルは“少量”
つけすぎると翌朝ペタッとします。
● 枕カバーの素材を変える
摩擦を減らすと翌朝の広がりが改善します。
スタイリング剤の選び方|年代・髪質・スタイル別
【20代】軽いオイルでツヤを優先。
【40代】表面のパサつきが気になりやすいため、ミルク多めが正解。
【ボブ】少量でOK。
【 レイヤー】毛先の動きを邪魔しない軽いテクスチャーが◎。
LUCEなら“崩れにくいスタイル”がつくれる理由
LUCEでは、スタイリングが1日持つように、以下のポイントを徹底しています。
・カウンセリングで“崩れやすさの原因”を分析
・根元の向きまで計算したカット
・髪質に合わせた薬剤選定
・お客様ごとに“最適なスタイリング方法”を提案
スタイリングに悩んでいた方ほど、違いを感じていただけます。
崩れない髪は“習慣でつくれる”
朝のセットを1日持たせるコツは、この3つ。
- 根元の方向づけ
- スタイリング剤の正しい使い方
- 夜のケアを怠らないこと
これだけで“崩れやすい髪”は“持つ髪”へ変わります。
髪質に合うスタイルがわからない方、セットがどうしても持たない方は、ぜひ一度LUCEへご相談ください。
あなたの髪質と生活に合わせて、最適な“崩れないスタイル”をご提案します。
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