【夏対策】崩れにくいスタイリングとおすすめサロンケア
夏にスタイリングが崩れやすい理由
夏になると、朝しっかりセットしても昼過ぎには崩れてしまう…。そんな経験をしたことがある方は多いはずです。ではなぜ夏は特にスタイルが崩れやすいのでしょうか。
最大の原因は「汗と皮脂」です。
気温が高くなると頭皮の皮脂分泌が増え、さらに汗が混ざることで髪に水分と油分が余分に付着します。
さらに「湿度」も大きな要因。
梅雨から真夏にかけては空気中の水分量が多く、髪が水分を吸収しやすい状態になります。特にくせ毛の方は、湿気で髪が広がったりうねったりしやすいです。
「紫外線」も忘れてはいけません。
紫外線によって髪のキューティクルがダメージを受けると、内部の水分が保持できず乾燥が進みます。乾燥と湿気の影響が同時に起こることで、髪はパサつきやすくなり、形が崩れやすくなります。
スタイリングが長持ちしないNG習慣とは?
せっかく朝にセットしても、すぐに崩れてしまう方には共通する習慣があります。ここを改善するだけでスタイルの持ちは大きく変わります。
まず注意したいのは「髪を乾かさずに寝ること」です。
濡れたままの髪はキューティクルが開いた状態で非常にデリケートです。そのまま寝てしまうと摩擦でダメージが進み、翌朝にはまとまりのない髪になってしまいます。
そして多いのが「スタイリング剤の量のミス」です。
つけすぎれば重くなり、時間が経つとベタつきで崩れやすくなります。逆につけなさすぎても湿気や汗から髪を守れず、すぐに広がってしまいます。適量を守ることが大切です。
「ドライヤーの使い方」にも落とし穴があります。
乾かす方向がバラバラだと髪が不安定になり、時間が経つと自然に広がりやすくなります。特に夏は汗で根元が湿気を含みやすいため、根元からしっかり乾かしておくことがポイントです。
「夏特有の生活習慣」も影響します。
たとえば外出先で髪をまとめっぱなしにして汗をかくと、髪が湿気を吸ってしまい、ほどいた時に形が残りにくくなります。帽子やヘルメットを長時間つけることも、スタイル崩れの原因となります。
スタイルが崩れるのは単に湿気や汗のせいではなく、日々の習慣が大きく関わっているかもしれません。
土台を整えるシャンプーとトリートメント
スタイリングを長持ちさせるためには、まず「髪と頭皮の土台を整えること」が欠かせません。
どんなに上手にセットしても、ベースの状態が乱れていればすぐに崩れてしまいます。そこで大切なのが、シャンプーとトリートメントの選び方と使い方です。
まずシャンプーです。
夏は皮脂や汗の分泌が増えるため、頭皮のベタつきが原因でスタイルが重くなることが多いです。そのため、洗浄力が強すぎず、適度に皮脂を落としてバランスを保てるシャンプーがおすすめです。
特にアミノ酸系やスキャルプケア用のシャンプーは、頭皮環境を整えながら髪に必要な潤いを残してくれるため、夏場に最適です。
次にトリートメントです。
紫外線や冷房による乾燥は髪の水分を奪い、広がりやパサつきの原因となります。そこで、保湿力の高いトリートメントを使い、髪の内部に潤いをしっかりと補給しましょう。
また、表面にコーティング効果のあるアイテムを取り入れることで、湿気の侵入を防ぎ、スタイルのキープ力を高められます。
大切なのは「毎日の習慣」として継続することです。シャンプーで頭皮を清潔に保ち、トリートメントで髪を守る。この繰り返しが、夏でもスタイリングが崩れにくい健康的な髪を作ります。
LUCEでも、髪質や悩みに合わせたシャンプー・トリートメントのご提案を行っています。自分に合ったケアアイテムを選ぶことで、スタイルの持ちは格段に良くなります。
ドライヤー&アイロン編
スタイルを長持ちさせるためには、日々の乾かし方やアイロンの使い方がとても重要です。実は、この工程を少し工夫するだけで、湿気や汗に負けにくい仕上がりが手に入ります。
まずポイントとなるのは「ドライヤーの使い方」です。髪を乾かす際、根元からしっかり乾かすことが基本です。根元が半乾きのままだと、湿気を吸いやすくボリュームが落ちてしまいます。
ドライヤーは上から下に風を当て、キューティクルを整えながら乾かすと、まとまりが格段に良くなります。
次に「温度と仕上げ方」が大切です。最初は温風でしっかり乾かし、最後は冷風に切り替えて髪を引き締めると、形が安定しやすくなります。
一方で、アイロンを使う際の注意点もあります。高温で一気に仕上げると、その場では綺麗に見えてもダメージが進み、かえって崩れやすくなる原因になります。
温度は160〜180℃を目安に、毛束を細かく取りながら通すと、持ちの良いスタイルに仕上がります。
さらに、仕上げる前に必ず「スタイリング前用のヘアミスト」や「熱保護スプレー」を使うと安心です。髪に適度な水分とコーティングを与えることで、アイロンの熱が均一に伝わり、長時間スタイルをキープできます。
つまり、ドライヤーとアイロンはただ使うのではなく、「乾かし方」「温度」「仕上げの工夫」を意識することが、崩れにくい夏のスタイリングのカギとなります。
夏向けスタイリング剤の選び方と活用法
夏は汗や湿気の影響で、すぐに崩れてしまいがちです。そこで重要になるのが「スタイリング剤の選び方」です。
アイテムによって得意なスタイルや持続力が異なるため、自分の髪質やヘアスタイルに合ったものを使うことが大切です。
【ワックス】
動きのあるスタイルを作るのに便利ですが、夏は油分が多すぎると重くなりやすく、ベタつきの原因にもなります。
そのため、軽めのテクスチャーやマットタイプを選ぶと、崩れにくくナチュラルに仕上がります。
【ヘアオイル】
ツヤを出したい方に人気ですが、オイルを多くつけすぎると湿気を吸いやすくなり、スタイルがすぐに落ちてしまいます。ポイントは、毛先中心に少量をなじませること。
補修力や紫外線カット効果のあるオイルを選ぶと、夏のダメージ予防にも役立ちます。
【ヘアスプレー】
夏のスタイルキープに欠かせないアイテムです。特に湿気対策用やキープ力の高いスプレーを使えば、外出先でも形が崩れにくくなります。
仕上げに軽く全体へ吹きかけることで、髪全体をコーティングでき、持ちの良さがぐっと上がります。
「スタイリングミスト」や「フォーム」も便利です。ナチュラルに仕上げたい場合や、軽さを保ちながらまとまりを出したい場合に活躍します。
スタイル別!夏のキープテクニック
夏のスタイリングは、髪の長さやスタイルによって崩れやすさが変わります。
そのため、それぞれに合った工夫を取り入れることで、長時間きれいな形を保つことができます。
ショートヘア
ショートは動きが出しやすい反面、汗や皮脂でペタッとしやすいのが特徴です。
根元をふんわり乾かしてから軽めのワックスやスプレーを使うと、立体感を維持できます。
ミディアム・ロングヘア
ミディアムやロングは、湿気でうねりや広がりが出やすいスタイルです。そこで大切なのは“巻きの仕込み”です。
アイロンで少し強めにカールをつけ、冷風で固定してから仕上げると、崩れにくくなります。仕上げにヘアスプレーを全体へ軽くかけることで、外出中の湿気対策にもなります。
毛先にはオイルを少量なじませてツヤを与えると、まとまりのある仕上がりが長続きします。
メンズヘア
メンズは特に汗でスタイルが崩れやすく、朝のセットが持たないと悩む方も多いでしょう。おすすめは“マット系ワックス+ハードスプレー”の組み合わせです。
油分が多いワックスはベタつきやすいため、夏は軽い質感で動きを出し、仕上げにスプレーで固定するのがベストです。さらに、ジェルやグリースはツヤ感を演出しながらもホールド力があるため、外出が長い日には重宝します。
このように、髪の長さやスタイルに合わせた工夫を取り入れることで、夏でも快適に過ごしながらおしゃれを楽しめます。
サロンでできる夏スタイル対策メニュー
自宅での工夫も大切ですが、サロンでのケアを取り入れることで、さらにスタイルの持ちを良くすることができます。
髪質改善トリートメント
紫外線や冷房による乾燥で髪の内部がスカスカになると、広がりやすくなります。髪質改善トリートメントは、髪の内部に栄養を補給しながら水分バランスを整えるため、まとまりのある髪を長期間キープできます。
酸性ストレートや縮毛矯正
湿気でうねりや広がりが強く出る方には、酸性ストレートや縮毛矯正が有効です。酸性ストレートは髪への負担を抑えながら自然な仕上がりに導き、縮毛矯正はしっかりとクセを伸ばすことで毎朝のスタイリングが格段にラクになります。
スタイリングがラクになるカット提案
実は、カットの仕方ひとつでも夏のスタイルキープ力は変わります。たとえば毛量を調整しすぎると、湿気で広がりやすくなることもあります。
サロンでは髪質やライフスタイルに合わせて最適なデザインを提案できるため、自宅での再現性が高まります。
スパやヘッドケア
頭皮環境が乱れると髪も扱いにくくなるため、炭酸スパやアロマスパなどのメニューで頭皮をすっきりさせると、ベースからスタイリングが崩れにくくなります。
夏におすすめの簡単アレンジ
夏はどうしても髪が崩れやすくなりますが、アレンジを取り入れることで「崩れても可愛い」スタイルに変えることができます。
簡単にできるアレンジを覚えておくと、湿気の多い日や長時間外出する日にも安心です。
ポニーテール
定番ながら夏に大活躍するのがポニーテールです。高めの位置でまとめれば元気な印象に、低めにすると落ち着いた大人っぽさが出ます。仕上げに軽くほぐすと、崩れてもナチュラル感として楽しめます。
シニヨン
首元をすっきり見せたい時にはシニヨンがおすすめです。まとめ髪にすることで、汗や湿気による広がりを抑えやすくなります。
ゴムひとつで作れるラフなシニヨンでも、ピンやヘアアクセサリーを使えば一気に華やかな印象になります。
編み込み・ねじりアレンジ
髪を編み込んだりねじったりするだけで、崩れにくさが格段にアップします。特に湿気で広がりやすい髪をしっかりまとめたいときに効果的です。
ヘアアクセの活用
ヘアクリップやカチューシャなどのアクセサリーを取り入れると、湿気で形が変わってもおしゃれに見せられます。特に夏はカラフルなアクセサリーを使うと、季節感を演出できます。
このように、夏のアレンジは「崩れても可愛い」を意識するのがポイントです。スタイルが乱れても自然に見える工夫を取り入れることで、ストレスなくおしゃれを楽しめます。
日常でできるスタイルキープの工夫
スタイルを長持ちさせるためには、サロンや朝のセットだけでなく、日常のちょっとした工夫も欠かせません。
外出時の持ち歩きアイテム
まずおすすめなのが「ヘアスプレーのミニサイズ」です。湿気や汗でスタイルが落ちやすいとき、軽く吹きかけるだけで形を整えられます。また「ドライシャンプー」も便利です。
ベタつきが気になる時に使えば、根元がふんわりと蘇り清潔感もアップします。
汗をかいた後のリセット方法
汗をかいた後は、そのままにしておくと髪が湿気を吸って一気に広がってしまいます。
タオルやハンカチで優しく押さえるようにして水分を取り除きましょう。
必要ならドライヤーの冷風で軽く乾かすと形が戻りやすくなります。
夜のケアで翌日の崩れを防ぐ
日常で見落とされがちなのが、夜のケアです。寝る前に髪をしっかり乾かしておくと、翌朝のまとまりが格段に良くなります。
さらにナイトキャップやシルクの枕カバーを使えば、摩擦を減らしスタイルの持続にもつながります。
生活習慣の工夫
最後に、日常生活の中でできる工夫として「水分補給」や「バランスの良い食事」も大切です。髪の健康状態が良くなると、湿気や汗に強いスタイルを作れるようになります。
キレイなスタイルを維持するために
夏は湿気・汗・皮脂・紫外線と、髪にとって厳しい環境が続きます。
大切なのは「ベース作り」です。
シャンプーやトリートメントで頭皮と髪を整え、土台をしっかり作ることがスタイルキープの第一歩となります。「ドライヤーやアイロンの正しい使い方」を実践する。
さらに「スタイリング剤の選び方」を工夫すれば、湿気や汗にも負けにくい仕上がりが手に入ります。
髪質改善トリートメントや酸性ストレートなどは、夏の悩みを根本から解決してくれる有効な方法です。
最後に、日常生活の中でも工夫を続けましょう。少しのケアを習慣にするだけで、夏のスタイリングは驚くほど快適になります。
つまり「正しいケア」「適切なスタイリング」「日常の工夫」を組み合わせることが、夏でも崩れにくい髪を保つ秘訣です。
LUCEでは、それぞれのお客様に合わせた方法を提案できます!
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