髪をすくと広がる?量を減らしすぎるとまとまらない理由を美容師が解説

 

「髪の量が多いから、できるだけ軽くしてほしい」

「たくさんすいてもらったのに、逆に広がるようになった」

「毛先がスカスカしてまとまらない…」

美容室で髪の量を減らしてもらったあと、こんな経験はありませんか?

 

髪が多いと「とにかく量を減らせば扱いやすくなる」と思いがちですが、実はそうとは限りません。

適切な毛量調整は、髪を乾かしやすくしたり、スタイルに軽さや動きを出したりするために大切です。

しかし、髪質やクセ、ダメージ状態を考えずに量を減らしすぎると、毛先のまとまりがなくなったり、パサつきや広がりが目立ったりすることがあります。

 

 

髪をすくと広がるって本当?

 

まず知っておきたいのは、髪をすくこと自体が悪いわけではないということ。

毛量が多い場合、適切に量を調整することで髪が扱いやすくなったり、ヘアスタイルに軽さや動きが出たりします。

問題になることがあるのは、必要以上に量を減らしてしまった場合です。

 

髪をすきすぎると、

  • 毛先が軽くなりすぎる
  • 内側に短い髪が増える
  • 毛先の厚みがなくなる
  • パサついて見える
  • クセが動きやすくなる

など、かえってまとまりにくくなることがあります。

 

大切なのは「どれだけ減らすか」ではなく、必要なところの量を適切に調整することです。

 

 

「毛量が多い=たくさんすけばいい」ではない理由

 

お客様から「髪が多いので、できるだけすいてください!」とオーダーをいただくことはよくあります。

ただ、ここで一度考えたいのが、本当に毛量が多いからボリュームが出ているのか?ということ。

 

例えば、

本当に髪の本数が多い。

クセで髪が横に膨らんでいる。

乾燥してパサついている。

カラーなどのダメージで毛流れが整っていない。

 

これらはすべて「髪が多い」「ボリュームがある」と感じる原因になりますが、必要な対処法は違います。

乾燥やクセで広がっている髪をどんどんすいても、思っていたようなまとまりにならないことがあります。

 

 

髪をすきすぎると広がりやすくなるのはなぜ?

 

髪をすくと、髪の内側にさまざまな長さの毛ができます。

適度な量であれば問題ありませんが、量を減らしすぎると短い髪が増え、まとまりにくくなることがあります。

さらに、毛先にはある程度の厚みや重さがあることで、まとまりやすくなるスタイルもあります。

 

その厚みまで取りすぎると「軽くしたはずなのに、横に広がる」という状態になることも。

特にクセがある方や、乾燥・ダメージによって髪が広がりやすい方は、毛量だけでなく髪質を見ながら調整することが重要です。

 

 

すきすぎた髪に起こりやすい状態とは?

 

髪をすきすぎた時には、

「毛先だけスカスカしている」

「表面に短い毛がいっぱい出る」

「アイロンしても毛先がまとまらない」

「湿気の日に広がる」

「髪を結ぶと短い毛がピョンピョン出る」

などが気になることがあります。

 

特に毛先の厚みが極端に少なくなると、髪全体がパサついて見える場合も。

また、短い髪が表面に出ることで、いわゆる「アホ毛」のように見えることもあります。

だからこそ、軽さとまとまりのバランスを考えたカットが大切です。

 

 

クセ毛は髪をすきすぎない方がいい?

 

「クセ毛は髪をすいたらダメ?」という質問もありますが、必ずしもそうではありません。

クセ毛でも、髪質やヘアスタイルに合わせた適切な毛量調整はできます。

 

ただし、クセ毛は髪の重さによって広がりが抑えられている場合があります。

そのため、量を大きく減らして髪が軽くなると、今まで重さで落ち着いていたクセが動きやすくなり、

「前より広がるようになった」と感じるケースがあります。

 

クセ毛の場合は特に、毛量だけではなく、どの部分が膨らんでいるのか、どこに重さを残すのかを考えることが大切です。

 

 

髪が多く見える原因は「乾燥・ダメージ」の場合も

 

髪の量はそれほど多くなくても、乾燥やダメージによって「髪が多い」と感じることがあります。

髪一本一本がパサついて毛流れが揃わないと、髪が横へ広がり、全体のボリュームが大きく見えることがあります。

 

この状態で「ボリュームがすごいからもっとすこう!」と量だけを減らしてしまうと、さらに毛先の厚みがなくなり、まとまりにくくなることも。

そんな場合は、髪の量を減らすことより、まず質感やまとまりを整えるという考え方もあります。

 

 

髪をすきすぎたら元に戻る?

 

残念ながら、一度カットした髪をその場で元の長さや厚みに戻すことはできません。

すきすぎた場合は、髪が伸びるのを待ちながら少しずつ形を整えていくことになります。

 

その間は、

  • これ以上すきすぎない
  • 毛先を少しずつ整える
  • ヘアケアを見直す
  • ドライヤーでまとまりを作る
  • 必要に応じてトリートメントを取り入れる

などで扱いやすい状態を目指します。

 

「広がるからまた量を減らす」を繰り返してしまうと、なかなか毛先の厚みが戻らないため注意しましょう。

 

 

すきすぎた髪はどのくらいで戻る?

 

「何ヶ月くらい伸ばせば元に戻る?」と気になりますよね。

これは、どの位置から量を減らしているのか、どれくらいすかれているのか、現在の髪の長さによって大きく変わります。

毛先付近だけなら比較的整えやすい場合もありますが、根元に近い部分から短い髪がたくさん作られていると、長さが揃うまで時間が必要です。

「○ヶ月で必ず元通り」とは言えないため、伸びてきた髪を確認しながら少しずつカットを調整していきましょう。

 

 

広がる髪を抑えるホームケア

 

髪が広がる時は、カットだけでなく毎日のヘアケアも見直してみましょう。

シャンプー後は洗い流すトリートメントを使い、必要に応じて洗い流さないトリートメントも取り入れます。

お風呂から上がったら濡れたまま放置せず、根元からしっかりドライヤーで乾かしましょう。

 

ただし、毛先に熱を当て続けて乾かしすぎるのは避けたいところ。

また、まとまらないからと毎日高温のアイロンで何度も伸ばしたり、オイルを大量につけたりするのもおすすめできません。

 

 

髪の量を減らすより「質感を整える」という選択肢

 

「広がる=量が多い=すく」と考えてしまいがちです。

でも、乾燥やダメージによるパサつきが原因なら、髪の質感を整えることで扱いやすくなる場合があります。

もちろん、トリートメントをしても実際の毛量が減るわけではありません。

 

ただ、髪がまとまりやすくなることで、横への広がりやボリューム感が落ち着いて感じられることがあります。

「量を減らす」だけでなく、今ある髪をきれいにまとめるという視点も持ってみましょう。

 

 

ケラチントリートメントは広がる髪にもおすすめ?

 

LUCEでは、パサつきやゴワつき、ダメージ、まとまりにくさが気になる方にケラチントリートメントをご提案しています。

ケラチントリートメントは髪の量を減らす施術ではありません。

また、クセをしっかり伸ばす縮毛矯正とも目的が異なります。

 

髪のダメージや質感が原因でまとまりにくくなっている場合に、髪をケアしながら扱いやすい質感を目指すメニューとして選択肢になります。

「量を減らしても広がる」

「毛先のパサつきが気になる」

「すきすぎてまとまりにくい」

という方は、一度髪の状態を確認してから、カットと一緒にヘアケアを考えてみるのもおすすめです。

 

 

「すく」と「ケラチントリートメント」どっちがいい?

 

これは、髪が広がっている原因によって変わります。

【本当に毛量が多い場合】

髪質やスタイルに合わせて、カットで適切に毛量を調整します。

【乾燥・ダメージで広がっている場合】

毛量を減らすだけではなく、トリートメントで質感を整えることも検討します。

【クセによって広がっている場合】

クセの強さや希望する仕上がりによっては、ストレート系メニューを検討することもあります。

【毛量も多く、ダメージも気になる場合】

カットで必要な部分だけ量を調整しながら、トリートメントで髪をケアする方法もあります。

 

つまり、「すくか、トリートメントか」の二択ではありません。

今の髪に何が必要なのかを見極めることが大切です。

 

 

美容室で「量を減らしてください」と伝える時のポイント

 

美容室でオーダーする時は「とにかく軽くしてください」だけではなく、なぜ量を減らしたいのかまで伝えてみてください。

 

例えば、

「乾かす時間を短くしたい」

「横に広がるのが気になる」

「毛先の厚みは残したい」

「結んだ時に短い毛が出るのは嫌」

「見た目だけ少し軽くしたい」など。

 

同じ「軽くしたい」というオーダーでも、目的によってカット方法は変わります。

普段困っていることを美容師と共有することで、必要以上に量を減らすのを防ぎやすくなります。

 

 

髪のすきすぎについてよくある質問【Q&A】

 

Q. 髪をすくと広がりますか?

適切な毛量調整であれば問題ありませんが、量を減らしすぎると毛先の重さがなくなり、髪質によっては広がりやすくなることがあります。

Q. すきすぎた髪は元に戻りますか?

切った部分をすぐ元に戻すことはできません。髪を伸ばしながら少しずつ厚みや形を整えていきます。

Q. クセ毛はすかない方がいい?

必ずしもそうではありません。ただし、量を減らしすぎることでクセが動きやすくなる場合があるため、髪質に合わせた調整が必要です。

Q. すきすぎた髪にトリートメントは意味がありますか?

カットした髪の厚み自体を戻すことはできませんが、乾燥やダメージによるパサつきをケアし、扱いやすい質感を目指すための選択肢になります。

Q. ケラチントリートメントでクセは伸びますか?

ケラチントリートメントと縮毛矯正は目的が異なります。クセをしっかり伸ばしたい場合は、髪質やダメージ状態を確認した上で適したメニューを相談しましょう。

 

 

「髪が多い」と感じたら、すく前に広がる原因を確認しよう

 

髪が広がると「量が多いからもっとすいてほしい!」と思ってしまいますよね。

でも、そのボリュームの原因が本当に毛量なのか、クセなのか、乾燥やダメージなのかによって必要な対策は変わります。

 

毛量が多ければ適切に量を調整する。

クセが原因ならクセに合わせてカットする。

乾燥やダメージによる広がりなら、髪の質感を整えるケアも考える。

この見極めが大切です。

 

LUCEでは髪質・毛量・クセ・ダメージ・これまでの施術履歴を確認しながら、カットで量を調整するのか、

ケラチントリートメントで質感を整えるのか、両方を組み合わせるのかをご提案しています。

「髪をすいても広がる」

「毛先がスカスカでまとまらない」

「量を減らすべきか、トリートメントをした方がいいのか分からない」

そんな方は、豊中市曽根の美容室LUCE(ルーチェ)までお気軽にご相談ください。

 

 

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