髪を切ると伸びるのが早くなる?毛先を切る効果と正しいカット頻度を美容師が解説

 

「髪はこまめに切った方が早く伸びるって本当?」

「ロングヘアにしたいけど、毛先は定期的に切るべき?」

「伸ばしているのに、なかなか髪が長くならない……」

髪を伸ばしている方なら、一度はこんな疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。

 

美容室でも、髪を伸ばしているお客様から「今日は切らない方がいいですか?」「毛先だけ整えた方が早く伸びますか?」といったご相談をいただくことがあります。

結論からいうと、髪を切っても、髪そのものが伸びる速度は早くなりません。

髪は毛先から伸びているのではなく、頭皮にある毛包で作られています。そのため、毛先をカットしても髪の成長速度が直接変わることはありません。

ただし、髪をきれいに伸ばすためには、カットが役立つ場合もあります。

 

 

髪は切ると伸びるのが早くなるって本当?

 

「髪は定期的に切った方が早く伸びる」

昔からよく聞く話ですが、実際にはどうなのでしょうか。

結論は、毛先をカットしても、髪が伸びる速度そのものは変わりません。

 

【直接関係があるわけではない?】

髪の成長は頭皮の内側にある毛包で行われています。

そのため、すでに伸びている毛先を数センチ切ったとしても、毛包で髪が作られる速度に直接影響するわけではありません。

例えば、1ヶ月に約1cm伸びる方が毛先を2cm切ったからといって、翌月から2cm伸びるようになるわけではないのです。

一方、カットには髪の見た目を整えたり、傷んだ毛先を取り除いたりする役割があります。

 

つまり、「髪を早く伸ばすこと」と「髪をきれいに伸ばすこと」は別の話です。

髪を伸ばしたい場合は、カットの頻度だけでなく、現在の髪の状態や目標の長さに合わせて判断することが大切です。

 

 

髪はどこから伸びる?髪が成長する仕組み

 

髪が伸びる仕組みを理解すると、なぜ毛先を切っても成長速度が変わらないのかがわかります。

髪は、頭皮の内側にある「毛包」という組織で作られています。

毛包の奥にある毛母細胞などが働くことで、新しい髪が作られ、少しずつ頭皮の外へ伸びていきます。

普段私たちが見ている髪の毛は、すでに角化した細胞でできた部分です。

そのため、毛先を切ることが毛包へ直接伝わり、髪の成長が早くなるという仕組みはありません。

また、髪には「毛周期」と呼ばれる生え変わりのサイクルがあります。

 

【主に次の3つの時期を繰り返している】

  • 成長期|髪が成長する時期
  • 退行期|髪の成長が止まり、毛包の活動が変化する時期
  • 休止期|次の髪が成長する準備をする時期

髪の成長には、この毛周期や体質、年齢、健康状態などが関係しています。

毛先を切ることと、髪を作る毛包の働きは分けて考える必要があります。

 

 

髪は1ヶ月で何センチ伸びる?

 

髪の毛は、一般的に1ヶ月で約1cm前後伸びるといわれています。

ただし、これはあくまで目安です。

髪の成長速度には個人差があり、年齢や体質、健康状態などによっても異なります。

 

【おおよその目安】

  • 1ヶ月|約1cm
  • 3ヶ月|約3cm
  • 6ヶ月|約6cm
  • 1年間|約12cm

となります。

 

例えば、現在肩につくくらいの長さで、そこからさらに10cm伸ばしたい場合、単純計算では約10ヶ月が目安になります。

ただし、途中でカットをしたり、毛先が切れたりすると、実際に残る長さは変わります。

また、髪の伸びる速度が同じでも、ショートヘアとロングヘアでは伸びた実感が異なることがあります。

ショートヘアは少し伸びるだけでもシルエットが変わりやすい一方、ロングヘアでは数センチ伸びても変化に気づきにくい場合があります。

髪を伸ばしている方は、毎日の変化だけでなく、数ヶ月単位で長さを確認するとよいでしょう。

 

 

毛先を切ると髪が早く伸びたように感じるのはなぜ?

 

毛先をカットしても成長速度は変わらないのに、「切った方が髪が伸びた気がする」と感じる方もいます。

その理由のひとつが、毛先の状態が整うことで、髪の見た目が変わることです。

髪を長く伸ばしていると、毛先に枝毛や切れ毛が増えたり、毛量が不均一になったりすることがあります。

その状態で毛先を整えると、髪のラインがそろい、まとまりのある印象になります。

 

【メンテナンスとして】

また、ダメージによって広がっていた髪が扱いやすくなることで、長さを実感しやすくなる場合もあります。

ただし、カットをした直後は、その分だけ実際の髪の長さは短くなります。

そのため、早く伸びたように感じても、髪の成長速度が上がったわけではありません。

大切なのは、毛先を整えるメリットと、長さを残したいという希望のバランスです。

 

 

髪を伸ばしている途中でも毛先は切った方がいい?

 

髪を伸ばしている場合、必ず定期的に毛先を切らなければいけないのでしょうか。

答えは、髪の状態によって異なります。

例えば、枝毛や切れ毛が少なく、毛先のまとまりも良い場合は、無理にカットする必要がないこともあります。

一方、毛先のダメージが大きく、絡まりや切れ毛が増えている場合は、傷んだ部分を整えることが役立つ場合があります。

 

長さを優先したい場合

できるだけ早く目標の長さに近づきたい方は、必要以上にカットしないことも選択肢です。

髪の状態が良ければ、カットの間隔を長めにすることもできます。

 

きれいな毛先を維持したい場合

毛先のパサつきや枝毛が気になる場合は、必要な範囲だけカットする方法があります。

特に毛先が絡まりやすい状態を放置すると、ブラッシングなどでさらに切れ毛が起こることもあります。

ただし、毛先を切れば必ず切れ毛を防げるわけではありません。

現在のダメージや普段のケア方法も含めて考えることが大切です。

 

 

枝毛や切れ毛があると髪は伸びにくくなる?

 

「髪を伸ばしているのに、なかなか長くならない」

そんなときは、毛先の状態を確認してみましょう。

髪は頭皮から成長していても、毛先が切れてしまうと、全体の長さが増えにくくなることがあります。

例えば、1ヶ月で約1cm伸びたとしても、途中で毛先が切れてしまえば、その分だけ長さを維持できません。

 

【髪の成長速度と実際の長さ】

ここで大切なのが、髪の成長速度と、実際に残る長さは別ということです。

枝毛や切れ毛は、カラーやブリーチ、熱、摩擦などによるダメージが関係する場合があります。

特に長い髪の毛先は、何年も前から伸びている部分であり、日常生活の中でさまざまな負担を受けています。

 

枝毛になった部分は、トリートメントだけで完全に元通りになるわけではありません。

必要に応じて傷んだ部分をカットしながら、今後のダメージを抑えることが大切です。

髪を長く伸ばしたい方ほど、毛先を切らずに済む状態を保つためのホームケアを意識しましょう。

 

 

髪を伸ばすなら何ヶ月おきにカットするべき?

 

髪を伸ばしている方からよくいただく質問が、カットの頻度についてです。

「2ヶ月に1回は切った方がいい?」

「半年くらい切らなくても大丈夫?」

実際には、すべての方に共通する正解はありません。

髪のダメージや現在の長さ、目標とするヘアスタイルによって適したタイミングは異なります。

 

毛先の状態が良い場合

枝毛や切れ毛が少なく、まとまりも良い場合は、長さを優先してカットの間隔を空けることもできます。

 

毛先のダメージが気になる場合

絡まりや枝毛が増えている場合は、必要な部分を整えることを検討しましょう。

 

シルエットが崩れてきた場合

ショートからボブ、ボブからミディアムへ伸ばしている途中は、長さよりもシルエットの崩れが気になることがあります。

その場合は、毛先の長さをできるだけ残しながら、形を調整する方法もあります。

美容室では「伸ばしているので長さは残したい」と伝えていただくことが大切です。

目標のスタイルを共有することで、必要な部分だけを整えるカットをご提案しやすくなります。

 

 

髪をすくと伸びるのが遅くなる?

 

「髪をすきすぎると伸びるのが遅くなる?」

という疑問もあります。

結論からいうと、髪をすいても毛包での成長速度は変わりません。

ただし、毛量調整の方法によって、髪の見た目やまとまりが変わることがあります。

髪をすくというのは、毛量を減らしたり、髪の動きや質感を調整したりするカット技術です。

適切な毛量調整によって、髪が軽くなり、扱いやすくなる場合があります。

 

【今後のスタイルを見越した相談を】

一方、必要以上にすいてしまうと、短い髪が内部に増え、毛先が薄く見えたり、広がりやすくなったりすることがあります。

特にロングヘアを目指している場合、毛先の厚みが少なくなると、長さがあってもまとまりにくい印象になることがあります。

そのため、髪を伸ばしている途中は、単純に量を減らすだけでなく、今後のスタイルも考えた毛量調整が大切です。

 

 

髪を早く伸ばす方法はある?生活習慣との関係

 

「髪を早く伸ばすシャンプーはある?」

「特定の食べ物を食べれば髪が早く伸びる?」

こうした情報を見かけることもあります。

 

しかし、特定のシャンプーや食品によって、健康な髪の成長速度が急激に早くなるとはいえません。

髪の成長には、体質や年齢、栄養状態、健康状態など、さまざまな要因が関係しています。

そのため、髪を伸ばしたいからといって、特定の栄養素だけを大量に摂取する必要はありません。

 

【基本的な習慣を意識しましょう】

  • 偏りの少ない食事を心がける
  • 極端な食事制限を避ける
  • 十分な睡眠を取る
  • 頭皮を清潔に保つ
  • 髪や頭皮に負担の大きいケアを避ける

こうした習慣は、健康を維持するうえで大切なものです。

 

ただし、生活習慣を整えれば必ず髪が早く伸びるというわけではありません。

また、急に髪が抜けるようになった、明らかに髪が細くなったなどの変化がある場合は、自己判断せず皮膚科へ相談しましょう。

 

 

髪をきれいに伸ばすために避けたいNG習慣

 

髪を伸ばしている方にとって大切なのは、成長速度だけでなく、今ある髪をできるだけ傷ませずに維持することです。

特に毛先は長期間にわたってダメージを受けやすいため、日常の習慣を見直すことが役立ちます。

 

濡れたまま寝る

髪が濡れた状態では、摩擦によるダメージを受けやすくなります。

シャンプー後は、髪をやさしくタオルドライし、ドライヤーで乾かしましょう。

 

無理にブラッシングする

絡まった髪を強く引っ張ると、切れ毛につながる場合があります。

毛先から少しずつ絡まりをほどくようにしましょう。

 

高温アイロンを繰り返し使う

必要以上に高温でアイロンを使用したり、同じ部分へ何度も熱を加えたりすると、髪への負担が大きくなります。

 

タオルで強くこする

シャンプー後に髪をゴシゴシこすると、摩擦が生じます。

タオルでやさしく水分を吸い取るようにしましょう。

髪をきれいに伸ばすためには、特別なことを増やすより、日常の負担を減らすことも大切です。

 

 

ショートからロングまで伸ばすときのポイント

 

髪を伸ばす過程では、長さによって気になるポイントが変わります。

 

ショートからボブへ

ショートヘアから伸ばす場合、襟足やサイドの長さのバランスが崩れやすくなります。

ただ長さを伸ばすだけでなく、必要に応じて襟足や毛量を調整すると、途中のスタイルも楽しみやすくなります。

 

ボブからミディアムへ

ボブからミディアムへ伸ばす途中は、毛先が肩に当たって外にはねやすくなることがあります。

この時期は、カットだけで完全に解決しようとするのではなく、乾かし方やスタイリングを工夫することも大切です。

 

ミディアムからロングへ

ミディアムからロングへ伸ばす場合は、毛先のダメージや絡まりに注意しましょう。

髪が長くなるほど、毛先は長期間のカラーや摩擦などの影響を受けています。

そのため、毛先の状態に合わせたホームケアが重要になります。

 

また、ロングヘアを目指している場合でも、途中でレイヤーを入れるか、毛先の厚みを残すかによって仕上がりは変わります。

最終的になりたいヘアスタイルを美容師と共有しておくと、伸ばしている途中のカットも計画しやすくなります。

 

 

髪を伸ばしている人におすすめのホームケア

 

髪をきれいに伸ばすためには、毛先のダメージをできるだけ抑え、扱いやすい状態を保つことが大切です。

LUCEでは、髪質やダメージの状態に合わせてホームケアをご提案しています。

 

TRICURE(トリキュア)

TRICUREは、髪のダメージに着目したヘアケアシリーズです。

髪のタンパク質や脂質などに着目したケアで、カラーや日常の摩擦によるダメージが気になる髪の手触りやまとまりを整えることを目指します。

 

ホームケアでは、仕上がりの好みに合わせて選べるタイプがあります。

SMOOTH(スムース)

さらっと軽やかな指通りを目指したい方におすすめです。

MOISTURE(モイスチャー)

しっとりとしたまとまりや、やわらかな質感を求める方におすすめです。

また、LUCEではサロンケアとしてTRICUREの5STEPトリートメントもご用意しています。

髪の状態に合わせて集中ケアを取り入れたい方におすすめです。

 

ケランエマルジョン

ケランエマルジョンは、洗い流さないタイプのヘアミルクです。

ケラチンやCMCに着目した成分が配合されており、カラーなどによるダメージが気になる髪のケアに取り入れやすいアイテムです。

タオルドライ後の髪に適量をなじませ、ドライヤーで乾かします。

 

特に毛先のパサつきや広がりが気になる方は、毎日のドライヤー前のケアとして取り入れるのもおすすめです。

ただし、トリートメントによって髪が伸びる速度が早くなるわけではありません。

髪を早く伸ばすためではなく、伸ばしている髪をきれいに維持するためのケアとして考えましょう。

 

 

髪の成長とカットについてよくある質問

 

Q.髪は毎月切った方が早く伸びますか?

いいえ。毎月カットしても、髪が伸びる速度そのものは変わりません。

長さを優先したい場合は、毛先の状態を確認しながらカットの頻度を決めましょう。

 

Q.毛先を1cm切ると髪の成長がよくなりますか?

毛先を1cm切っても、毛包での髪の成長が活発になるわけではありません。

ただし、傷んだ毛先を整えることで、見た目や指通りが改善する場合があります。

 

Q.枝毛を切らずに伸ばし続けても大丈夫?

枝毛があるからといって、すぐにすべてを切る必要があるわけではありません。

ただし、枝毛や絡まりが増えている場合は、ダメージ部分を整えることも選択肢です。

トリートメントで枝毛を完全に元通りにすることはできません。

 

Q.髪を結んでいると早く伸びますか?

髪を結ぶことで、髪の成長速度が早くなるという十分な根拠はありません。

また、強く引っ張る髪型を長期間続けると、髪や頭皮に負担がかかる場合があります。

結ぶときは、必要以上に強く引っ張らないようにしましょう。

 

Q.髪を伸ばしている途中でも美容室へ行った方がいい?

髪を伸ばしている途中でも、美容室で毛先の状態やシルエットを確認することは役立ちます。

必ずカットする必要はありませんが、今後のスタイルやホームケアについて相談するのもおすすめです。

 

 

髪を早く伸ばすより、きれいに伸ばすことが大切

 

「髪は切った方が早く伸びる」という話を聞いたことがある方も多いと思います。

しかし、毛先をカットしても、髪が伸びる速度そのものは変わりません。

髪は頭皮の毛包で作られているため、毛先を切ることが直接成長速度に影響するわけではないのです。

一方で、髪をきれいに伸ばすためには、毛先の状態に合わせたカットやホームケアが役立ちます。

 

【特に意識したいポイント】

  • 髪を伸ばしているからといって、必ず毎月カットする必要はない
  • 枝毛や切れ毛が気になる場合は、必要な部分を整える
  • 毛量調整は、今後のスタイルも考えて行う
  • ドライヤーやアイロン、摩擦によるダメージに注意する
  • 髪質に合ったホームケアを継続する

また、ショートからロングまで伸ばす過程では、長さによって扱いにくい時期が出てくることもあります。

 

そんなときは、無理に短くするのではなく、今の長さを活かしたスタイリングやカットを取り入れることもできます。

豊中市曽根の美容室LUCEでは、お客様の髪質やダメージ、目標とするヘアスタイルに合わせて、伸ばしている途中のカットやホームケアをご提案しています。

 

「ロングヘアにしたいけど、途中でまとまらなくなる」

「毛先を切るべきか迷っている」

「できるだけ長さを残しながら、きれいに伸ばしたい」

そんな方は、ぜひLUCEへご相談ください。

今の髪を大切にしながら、理想の長さとヘアスタイルを一緒に目指していきましょう。

 

【関連ブログ】

美容室のトリートメントはどれくらい持つ?効果を長持ちさせるホームケアを解説

ドライヤーの冷風って必要?最後に冷風を使う理由と正しい乾かし方

髪が乾燥するとクセが強くなる?秋冬にうねり・広がりが気になる原因と対策

 

▼ご予約はこちらから

【ホットペッパー】

ご予約はこちらから

大阪府豊中市曽根東町1-10-31 1F

阪急曾根駅 徒歩5分
TEL0668431873

【定休日】
毎週月曜日
第二第三火曜日
10:00~20:00(最終受付19:00)
(耳ツボジュエリー最終受付 16:30)