ブリーチなしでもここまで明るく!ダメージレスなハイトーンカラー術

ブリーチなしでハイトーンは可能?

 

「髪を明るくしたいけれど、ダメージは避けたい」

そんな理由から、ブリーチを使わずにハイトーンカラーを目指す方が増えています。

では本当に、ブリーチなしでもハイトーンは叶うのでしょうか?

結論としては、“ある程度まで”は可能です。

とはいえ、理想の色味や明るさによっては、注意が必要です。

ここからは、ブリーチなしで実現できる明るさの目安や、その限界についてわかりやすく解説していきます。

 

■ どこまで明るくできるの?

まず知っておきたいのは、カラー剤だけで出せる明るさには限界があるということです。

ブリーチなしの場合、明るさの目安は10〜12トーン程度。

日本人の黒髪を、このレベルまで明るくすることは可能ですが、赤みやオレンジ味が強く残るケースが多いです。

 

たとえば、以下のようなイメージです。

このように、ブリーチなしでも“明るく見えるカラー”は可能ですが、

原色系や透け感の強いハイトーンは、やや難しいといえます。

 

■ 一度の施術で理想の色になる?

ここも気になるポイントですよね。

実際には、髪質や過去のカラー履歴によって、明るくなりやすさに違いがあります。

 

たとえば…

・太くて硬い髪 → 明るくなりにくい

・赤みが強い髪質 → オレンジっぽくなりやすい

・黒染めや暗めカラーの履歴がある → 色ムラが出ることも

 

このようなケースでは、一度のカラーで希望の色味にならない可能性があります。

そのため、**何回かに分けて明るくしていく“段階的なカラープラン”**が必要になることも。

初回のカウンセリングで、仕上がりの理想と現状をしっかり共有しておくのがおすすめです。

 

ブリーチなしハイトーンにおすすめのカラー

 

ブリーチを使わずに明るく見せたいとき、どんな色を選ぶかがとても大切です。

なぜなら、色味によってはブリーチを使わなくても“透明感”や“軽さ”を感じさせることができるからです。

ここでは、ブリーチなしでもキレイに発色しやすく、人気のあるおすすめカラーをいくつかご紹介します。

 

■ ミルクティーベージュ

柔らかくまろやかな印象を与える、定番のモテカラー。

肌なじみが良く、赤みを抑えながら明るさを引き出してくれます。

 

こんな人におすすめ

・ナチュラルで可愛い雰囲気が好きな方

・髪を明るくしたいけどギラつきたくない方

 

■ ライトグレージュ

赤みを抑えつつ、程よい透け感が魅力のグレージュ。

寒色系ながら、ブリーチなしでもしっかりと明るさを表現できます。

 

【ポイント】

・10〜12トーン前後が理想

・紫シャンプーを使うとより透明感UP

 

■ オリーブベージュ/カーキ系カラー

日本人特有の赤みを打ち消してくれる“救世主カラー”。

髪がオレンジっぽくなりやすい人にぴったりです。

 

【メリット】

・色落ちしても赤みが目立ちにくい

・マットな質感で大人っぽく仕上がる

 

■ ラベンダーベージュ/ラベンダーグレージュ

ほんのり甘さを感じるラベンダー系は、透明感と血色感を同時に演出できる万能カラー。

ブリーチなしでもやわらかく発色しやすいのが特長です。

肌なじみが良いので、初めての寒色系にもおすすめです。

 

■ ピンクベージュ

フェミニンな印象を強調したい方にはピンク系もおすすめ。

ブリーチなしでも10トーン程度あれば、やさしい発色が楽しめます。

 

【注意点】

・色落ちはやや早め

・ケア次第で長持ちするので、保湿ケアは重要

 

■ ナチュラルブラウン(10トーン前後)

「明るくしたいけど職場で制限がある…」という方には、ナチュラルなブラウン系が◎。

ツヤ感を重視しつつ、明るい印象を与えてくれます。

このように、ブリーチを使わなくても楽しめるハイトーンカラーは意外と多くあります。

大切なのは、髪質や肌色とのバランスを考えた“似合わせカラー”を選ぶことです。

 

髪質別|ブリーチなしで明るくなりやすい人とは?

 

ブリーチを使わずにハイトーンカラーを目指す場合、

髪質によって明るくなりやすさに大きな差が出ます。

「友達は一度で明るくなったのに、私は赤っぽく残る…」

そんな経験がある方も少なくないでしょう。

ここでは、明るくなりやすい髪質の特徴と、逆に注意が必要な髪質について詳しく解説します。

 

■ 明るくなりやすい髪質の特徴

1.細くてやわらかい髪
 → カラー剤が浸透しやすく、明るく発色しやすい

2.もともとの地毛が茶色っぽい
 → 黒髪よりも明るくなりやすく、赤みも出にくい傾向

3.カラーの履歴が浅い(バージン毛に近い)
 → 色ムラが起きにくく、発色も素直

 

このような髪質の方は、ブリーチなしでも10〜12トーンの明るさに仕上げやすいです。

透明感のある寒色系も比較的キレイに入りやすいでしょう。

 

■ 明るくなりにくい・赤みが出やすい髪質の特徴

一方で、以下のような髪質の方は注意が必要です。

 

・太くて硬い髪
 → カラー剤が内部まで浸透しにくく、明るくなりにくい傾向

・赤み・オレンジみが強い髪質
 → 明るくしても、赤茶っぽさが残りやすい

・黒染めや暗めカラーの履歴がある髪
 → 既染部にムラが出やすく、思った色にならないことも

このような方は、一度で理想の色味を出すのが難しい場合があります。

そのため、「少しずつ明るくしていく段階カラー」や、「補色を使ったカラー設計」が重要になります。

 

■ 美容師とのカウンセリングがカギ

髪質に合わせた施術プランを立てるには、最初のカウンセリングがとても大切です。

 

たとえば…

・「1回でここまで明るくなりますか?」

・「赤みを抑えたいのですが、寒色系は出せますか?」

 

こういった質問を事前にしておくことで、

自分に合ったハイトーンカラーへの近道が見つかります。

 

ブリーチなしハイトーンのメリット・デメリット

 

「できればブリーチは避けたい」

そう考える方にとって、ブリーチなしのハイトーンカラーは魅力的な選択肢です。

とはいえ、実際にはメリットだけでなくデメリットもあります。

ここでは、ブリーチなしカラーの良い点・注意すべき点を分かりやすく整理しておきましょう。

 

■ メリット

1. 髪のダメージを抑えられる

最大のメリットは、ダメージが最小限で済むということです。

ブリーチはキューティクルを強く開いて色素を抜くため、どうしても負担が大きくなります。

その点、通常のカラー剤であれば手触りやツヤ感を保ちやすく、枝毛・切れ毛のリスクも低くなります。

 

2. カラー後のケアが比較的ラク

ブリーチありの髪は乾燥しやすく、日々の保湿ケアが必須。

一方、ブリーチなしなら普段のシャンプー&トリートメントでも比較的色持ちが良く、ケアに時間をかけられない方にもおすすめです。

 

3. 職場や学校で制限がある人にも◎

ブリーチを使わない分、落ち着いたハイトーンに仕上がりやすいのも特徴です。

ベージュや明るめブラウンなら、比較的ナチュラルに見えるため、厳しい校則や社内ルールがある方にも対応しやすいカラーです。

 

■ デメリット

1. 明るさや色味に“限界”がある

ブリーチなしでは、どうしても出せる明るさや色味に限界があります。

たとえば、ホワイトベージュやペールピンクなどの透明感カラーは、ブリーチが必要になることが多いです。

 

2. 赤み・オレンジ味が出やすい

特に日本人は赤みが強い髪質の方が多いため、オレンジっぽく仕上がる可能性が高くなります。

寒色系やくすみカラーを選ぶ場合は、しっかりと補色を使う工夫が必要です。

 

3. 何度かに分けて明るくするケースも

一度のカラーで希望通りにいかない場合、複数回にわけてトーンアップする必要があります。

その分、期間と費用がかかる可能性もあるため、事前のプランニングが大切です。

 

■ まとめ|こんな人におすすめ!

ブリーチなしのハイトーンカラーは、以下のような方におすすめです。

・髪のダメージを極力抑えたい

・色持ちや日々のケアをラクにしたい

・自然な明るさを求めている

・就活・学校・職場のルールに配慮したい

 

カラーを長持ちさせるケア方法

 

せっかくキレイに染めたカラーも、すぐに色落ちしてしまってはもったいないですよね。

特にブリーチなしのハイトーンは、ナチュラルな明るさゆえに、色落ちの早さが気になる方も多いかもしれません。

ここでは、カラーを少しでも長く楽しむためのケア方法とおすすめアイテムをご紹介します。

 

■ カラー後の「3日間」がとても重要

まず、カラー直後の過ごし方が色持ちに大きく影響します。

染めた当日〜3日間は、髪の内部で色素が定着している最中。

この期間にダメージや摩擦が加わると、色が流れやすくなるので注意が必要です。

 

【掲載商品】

ADMIO 3DAYS colorcare shampoo&treatment

¥1,100(40ml/40g)

¥4,620(680ml/680g)

 

 

<避けた方がいいこと>

・熱めのシャワーでのシャンプー(ぬるま湯で洗うのが◎)

・激しい摩擦(ゴシゴシ洗い・タオルで強く拭く)

・ドライヤーのかけすぎ、自然乾燥

 

■ 色落ちを防ぐには専用シャンプーを使おう

カラー用に設計されたシャンプーは、洗浄力がマイルドで色素が流出しにくくなっています。

特におすすめなのが以下のタイプです。

 

【カラーを長持ちさせるためのシャンプー比較】

 

1. カラーケア用シャンプー

・特徴
 低刺激でアミノ酸系の洗浄成分を使用。カラーの色落ちを防ぎながら、髪と頭皮にもやさしい処方。

・向いている色味
 全カラー共通で使用可能。ブリーチなしのナチュラルカラーや、ブリーチありの高発色カラーまで幅広く対応。

 

2. 紫シャンプー(ムラシャン)

・特徴
 髪の黄ばみを抑える効果があり、透明感のある寒色系カラー(アッシュ・グレージュなど)と相性抜群。

・向いている色味
 アッシュ、グレージュ、ブルー系などの寒色系。ブリーチを使用している髪には特に効果を発揮。

 

3. ピンク・シルバー系のカラーシャンプー

・特徴
 カラーの色味を補充しながら洗える“染まるシャンプー”。褪色してきた色を補い、長持ちさせる。

・向いている色味
 ピンク、ラベンダー、シルバー、ベージュなどの特定の色味に特化。カラー直後よりも、色落ちが気になってきたタイミングに最適。

 

色味によっては、専用のカラーシャンプーを併用するだけで色持ちが2週間以上変わることもあります。

 

【掲載商品】

SOMARA colorshampoo ¥2,200

 

■ トリートメントで保湿と補色を

髪の水分バランスが整っていると、キューティクルが閉じ、色素の流出が防げます。

そのため、日頃のトリートメントケアも色持ちを左右する重要ポイントです。

さらに、カラーシャンプーと同様に、色付きトリートメント(カラートリートメント)を使えば、色を補いながら保湿も同時にできるので一石二鳥です。

 

■ ヘアオイルやUVケアも忘れずに

意外と見落としがちなのが「紫外線対策」。

紫外線は髪の色素を分解し、色落ちの原因になります。

外出前にUVカット効果のあるヘアオイルやミストを使うと、カラーの退色を大きく防げます。

 

■ まとめ|ケア次第で色持ちは変わる!

ブリーチなしのハイトーンカラーは、髪へのダメージが少ない分、正しいケアで色持ちをグンと伸ばすことができます。

・カラー後はぬるま湯でやさしく洗う

・カラー用シャンプー&トリートメントを使用

・UVケアや乾燥対策も忘れずに

こうしたポイントを押さえることで、色持ちはもちろん、髪の美しさも長続きします。

 

美容師に伝えるときのオーダー方法

 

「ブリーチなしでできるだけ明るくしたい」

そう思ってサロンに行っても、思っていた仕上がりと違ってしまった…という経験はありませんか?

ハイトーンカラーは、言葉だけでは伝わりにくいニュアンスが多く、希望の仕上がりに近づけるためには、事前の伝え方がとても重要です。

ここでは、美容師にしっかりと希望を伝えるためのオーダーのコツをご紹介します。

 

■ 写真を見せるのが一番伝わる

言葉で「明るめのベージュ系にしたい」と伝えても、

人によって「明るめ」「ベージュ系」の捉え方はバラバラです。

そこでおすすめなのが、理想の髪色の写真や画像を複数見せること。

 

・SNSで見つけた実例写真(InstagramやPinterestなど)

・自分の過去のカラーで気に入ったもの

・明るさや色味別に「これくらいならOK」という画像も一緒に

 

複数のイメージを見せることで、希望の範囲やニュアンスがより具体的に伝わります。

 

■ 「ブリーチなしで」と最初にハッキリ伝える

カウンセリングの早い段階で、

「今回はブリーチを使いたくないです」と明確に伝えることが大切です。

そうすることで、美容師側も「ブリーチなしで出せる明るさや色味」を前提に提案してくれます。

 

【POINT】

ただし、希望するカラーによっては「ブリーチなしでは難しい」場合もあります。

その際は、できるだけ近づける色味や段階的なカラー計画など、現実的な代案を提案してもらうようにしましょう。

 

■ 明るさ・色味・質感を分けて伝えるとスムーズ

オーダーするときは、「明るさ」「色味」「質感(ツヤ・マット)」の3つをセットで伝えると、より仕上がりイメージが伝わりやすくなります。

例)

・明るさ|10トーンくらいで

・色味|オリーブベージュ系

・質感|あまり赤くなりたくない、やわらかく見せたい

 

こういった具体的な伝え方をすることで、美容師も色味の調整や補色の選定がしやすくなります。

 

■ 髪の履歴やNG事項も共有しよう

過去に黒染めをした、暗めのカラーを繰り返していた、など、これまでのカラー履歴も正直に伝えることが大切です。

また、「赤みが出るのが苦手」「金髪っぽくなるのは避けたい」など、NGの色味や印象も事前に伝えておくと安心です。

 

■ わからない時は「お任せ+方向性」でOK

もし、色味やトーンの表現がうまくできない場合は、

「赤みを抑えて、ナチュラルに明るくしたい感じで」など、方向性だけでも伝えるようにしましょう。

プロの美容師なら、そこから具体的な色の提案をしてくれます。

 

ブリーチなしでも明るくできる

 

「ハイトーン=ブリーチが必須」と思われがちですが、

実はブリーチなしでも、工夫次第で明るく透明感のある髪色は叶えられます。

もちろん髪質やカラー履歴によって限界はあるものの、

・髪にやさしい施術でダメージを抑えたい

・自然な明るさや上品な抜け感を演出したい

そんな方には、ブリーチなしのハイトーンはとてもおすすめです。

 

特に近年は、補色を活かしたカラー剤や低ダメージ設計の薬剤も進化しており、

ベージュ系、オリーブ系、ラベンダー系など、選べる色の幅も広がっています。

 

最後に|美容師とのカウンセリングが成功のカギ

 

どんな髪色を目指すにしても、まずは理想のイメージと髪の状態をしっかり共有することが大切です。

「明るくしたいけどダメージは抑えたい」

「赤みをできるだけ出したくない」

こうした細かな希望を伝えることで、あなただけのベストな色味に仕上がるはずです。

少しの工夫と正しいケアで、ブリーチなしでも魅力的なハイトーンは実現できます。

ぜひ、LUCEで自分らしいカラーにチャレンジしてみてください◎

 

 

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